愛する者が傷つけるのは、まことからであり、 あだの口づけするのは偽りからである。
正しい者にいつくしみをもってわたしを打たせ、 わたしを責めさせてください。 しかし悪しき者の油をわがこうべに そそがせないでください。 わが祈は絶えず彼らの悪しきわざに 敵しているからです。
すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。
肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるために、そうされるのである。
憎しみを隠す者には偽りのくちびるがあり、 そしりを口に出す者は愚かな者である。
傷つくまでに打てば悪い所は清くなり、 むちで打てば心の底までも清まる。
飽いている者は蜂蜜をも踏みつける、 しかし飢えた者には苦い物でさえ、みな甘い。
人を戒める者は舌をもってへつらう者よりも、 大いなる感謝をうける。